郵便物の分類・区分

郵便と呼称できるのは日本郵政グループのみであり、一般に通常のはがきや封書など速達以外の特殊取り扱いをしないものは、料金相当分の切手を貼付し、郵便ポストに投函することで郵便事業者により宛先の住所まで届けられます。

民間事業者による信書の送達に関する法律の条件を満たせば民間が参入できますが、全国全面参入型の一般信書便には参入する事業者がなく、日本郵政グループの独占事業となっています。

競合サービスとして民間企業のメール便（宅配便）があります。

郵便物の分類

郵便物とは、通常郵便物、小包郵便物、郵便為替証書等郵便により差し出される物を意味します。

• 通常郵便物
• 小包郵便物
• 郵便為替証書

通常郵便物の種類

第一種郵便物

封書の定形、定形外郵便と郵便書簡（ミニレター）があります。
第一種郵便物は信書に当たります。

第二種郵便物

はがきの通常葉書と、往復葉書があります。

第三種郵便物

郵政公社の認可を受けた新聞・雑誌等の定期刊行物を内容とする郵便物を指します。
（封筒類の外から内容物が確認できないといけません。）

第四種郵便物

教育学術や福祉向上等のために特に低料金とされた郵便物を指します。
通信教育用郵便物や点字郵便物、植物種子等郵便物などがあります。